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ピンク三輪車

私の経験からお伝えしたいこと

発達がゆっくりだという娘の子育て

 娘の発達の遅れが疑われたのは、6か月の頃。まだ首がしっかり座っていないということからでした。小児科受診して、検査。その後は、大学病院で経過をみていただくことになりました。

 病院でのリハビリ(作業療法)を週1回、保健所が開催していた親子教室に月1回参加するようになり、年長時に母子通園の療育に週1回通えるようになりました。仕事をしていたため、夫(父親)と交代で送迎をしていました。

 今では、送迎のサービスや週1回~5回ほどの療育を受けられる環境が整えられています。また、コーディネーターとして相談員さんもサポートしてくれるようになっています。

 娘の発達がゆっくりであることが”母親の私のせい”だと考えることもありました。健診に行くと、他の子どもさんとの違いを見せつけられているようでとても嫌な思いを抱くこともありました。健診は、子どもやママが困っていないかどうかを見極め、早期に支援につなげるためにもとても大切な機会です。

 忙しくても、調整をして、受診することが、未来の子どもやママの笑顔に繋がっているのです。健診で配慮を希望する場合は、担当の課(係)に相談すると配慮してもらえることもあります。(子どもさんの状態等やスタッフ・流れなどにより難しいこともあるかもしれませんが)

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仕事と子育ての両立

 仕事をしながら、保育園や養護学校への送迎、こどもが体調を崩したときに自分が仕事のために休めなかったときにどうしようかと常に迷いながら過ごしていました。

​ 夫や両親が健在の時は、頼ったりしていましたが、共に他界してからは、頼れる人が居ないととても悩みました。シングルマザーとなった私は、仕事もしなければならないし・・・ 福祉サービスも整っていなかったので、タクシー会社や民間ヘルパーさんに頼ることができたので、めちゃくちゃ頼りまくっていました。タクシー会社の運転手の方々もヘルパーさんもとても親身になって対応していただきました。おかげで、仕事しながらも子育てを両立できたのです。 その分、お金も費やしました。 シングルマザーでしたが、公務員ということで、母子家庭としての制度やサービスは、全く対象となりませんでした。

障がい児を含む4人の娘たちを育てる、大学や専門学校に通わせるには、とてもたやすいことではありませんでした。もちろん奨学金を高校~大学とずっと借りたうえで、なんとかやりくりしました。(現在もまだ学生がいますけどね!) 借金でもやれることはやって、夢をあきらめさせたくないですからね。娘たちももちろんバイトを頑張ってくれました。(感謝です)

 子育ての環境は、年々整えられています。児童手当や父子・母子家庭への制度、福祉サービス・子育てに関するサービスなどたくさんあります。 行政からお知らせや情報提供は、されていますが、人って、その時にその情報に該当していないとスルーしてしまって(聞いていないというんですよね)いるんです。だから、何か困ったら、自分から情報を取りに行くことをして欲しいのです。 お住いの市町村のホームページでもいい、保健師でも保育園や幼稚園の先生でもいい、子育てのしせつでもいいから話をしてみてくださいね。誰かが、あなたに必要な情報を与えてくれるから! 自分も行動をすることが大切。そして、他力も頼ることも必要。

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無理やりポジテイブにしなくてもいいんだって

 ​「ネガティブはだめだよ」「ポジティブがいいんだよ」って聞きますよね。生きていて、ポジティブでいると、やりたいことなど行動できているし、楽しいことも多いと思います。でも、ちょっとしたことで自分責めしたり、ダメだししたりすることありますよね。そんなとき、「あ~だめだ。ポジティブにならなきゃって」思いがち。無理やりポジティブにしても、すぐにまた、元に戻る。そんなことを繰り返していて、なかなか前に進んでいないことが多いのではありませんか?

 私は、ダメだししたり、落ち込んだり、自己否定するようなことが毎日、1日の間にも何度もそんなことを繰り返していました。ポジティブにしなきゃって思っていても、なかなかそうならないから、さらに落ちていく‥‥みたいな。

 潜在意識アロマ®やソウルカラーなど学びを通して、無理やりポジティブになんかしなくてもいいって聞いて、目から鱗でしたよ! ネガティブなことが浮かんで来たら、打ち消さないで、ただ「そう思っているんだね」「できない自分が嫌だったんだね」「ちゃんとしたかったんだね」って認めて、そう思ったことをジャッジしない。思うことに良いも悪いもないんだから。「そう思ったことに、それじゃ、これからどうするか一緒に考えよっか(自分が自分に会話するように)」って寄り添ってあげればいいんですよね。

 そうすることで、少し気持ちが楽になって、前に進む方法や対策を考えられ、行動していけるようになってきました。

​ 自分が自分に寄り添ってあげる。どんな感情が出ても、「そっか~」「そう思ってんだね」って、認めてあげよう!許してあげよう♡ 

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就学に向けて悩みました

 就学を前に、療育でも勉強会がありました。支援学級や養護学校(今は特別支援学校)の見学にも行きました。

​ 最初は、地域の小学校に行かせたいと思っていました。また、娘の状態からは、地域の小学校より養護学校が良いだろうと考えて養護学校にいくことになりましたが、いつかは、地域の小学校に移れると期待は持っていました(結局、高校卒業まで養護学校でした)

​ 養護学校では、娘の状態・レベルに合わせて、対応してくださる様子をみてきて、養護学校にきて、良かったなあと思いました。娘の良さを引き出し、生きていくスキルを身に付けていくことができました(もちろん、娘のできる範囲ですけど)

​ 就学を迎えるにあたって、悩むのは当たり前。誰もがそうなんです。ひとりで考えるより、たくさんの人の話を聴くとそこにヒントがあるはずです。同じように就学に悩んだ先輩ママ・同じ状況にあるママ友・教育の専門家や療育で子どもをみてくれた先生方・保育園幼稚園の先生などなど、みんな子どもが楽しく学校に行けて、その子らしさで成長していくことをのぞんでいるんです。

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​ママも楽しいことしょう

 ママになると、自分のことは、後回し。我慢ばかりしなければならないと思っていませんか?

 私は、そうでした。子どものことをすべてにおいて最優先。自分のことは、後回しというより我慢をしてやっていませんでした。そうすると、自分の思いを出すことができなくなり、ひとりで悶々と考えて、自己嫌悪に陥るという負のループに入って、抜け出せなくなり、最後は、心も体も悲鳴を上げて、動けなくなる。鬱になり、自殺願望も抱くようになっていました。私は、その中でも、何とか踏みとどまれるチカラが残っていたから、自殺を実行しなかったんだと思います。

 母親・父親が笑顔になれていない状況では、子どもは、親の顔を伺っているし、心からの笑顔を出すことができなくなるし、親がとっていた姿勢を子どもたちはみて、同じような生き方をしてしまうリスクが高まるんですよね。

 もちろん子育て中は、子どもを最優先にすることは、必要だと思いますが、すべてにおいてそうかというとそうではないんですよね。時と場合による! 時には、ママもパパも楽しんだり、癒されたりする時間も必要なんです。そうすれば、心にも体にも余裕がうまれ、子どもや家族に周りの人に優しくなれるし、周りに意識を向ける余裕もでてくるんです。

 だから、自分のための時間を意識して、作っていきましょう。

​ 産後のママにおいては、赤ちゃんのお世話に暇なく自分の時間が取れにくい状況です。そのために、産後ケア事業があります。育児不安を解消するだけではなく、ママの心とカラダを労わる大切な時間でもあります。ママに時間やお金をつかうことにとても罪悪感を持ちやすい、ダメなことだと考えがちです。赤ちゃんのためにもママのためにも積極的に活用してほしいなと思います。出水市でも産後ケアを実施してくれる産婦人科院や助産院があります。寄り添ってケアをしてくれるので、頼ってみてください♡

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準備中

​お待ちください。

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